干支工房 舩倉実義 ~ガラスの中に咲く花"玻璃花"~
自然とともに作品づくり
国道から少し入り込んだのどかなこみちを進むと、そこにガラス細工 干支工房はあります。
この地に工房を開いて17年。
さわやかな空気と季節の植物達に囲まれ、自然と対話しながら作品作りに没頭するのは工房の主 舩倉実義さんです。
舩倉さんの作り出すとんぼ玉は実に繊細です。
ガラスに模様を乗せるだけの単純なものではなく、まるでガラスの中に浮かぶ水中花のように草花のひとつひとつをリアルに再現しています。
舩倉さんはその作品の数々を「玻璃華(はりはな)」と名付け、より新しいとんぼ玉の世界を創造し続けています。
ケーブルTVで紹介されました!
技術者からアーティストへ
舩倉さんは鹿児島県生まれ。地元の高校を卒業後、大手ガラスメーカーのハリオに就職。
おもに理化学ガラス製造の技術者として、また海外へも技術指導へ出向いていたという根っからの技術畑でその腕を磨いてきました。
ガラスの世界は無限大・・・ガラスを知るうちに創作への興味が沸いてきたという舩倉さんは会社を辞め、奥さんの実家である自然豊かな北方町に1992年 ガラス細工 干支工房を開きました。
「とんぼ玉」制作はすべて独学。
最初は見よう見まねで始めた作品づくりも今ではようやく自分の納得できるものが作れるようになったそうです。
工房の軒下には舩倉さん手作りのとまり木に野鳥が訪れ、なんともかわいらしいさえずりが心地よく響きます。
作品作りの合間には野鳥を眺めたり、近所の野山を散歩したりと、草花の観察もかねてゆっくりと散歩するのだとか。
そんな舩倉さんの作品「玻璃華(はりはな)」は都内のギャラリーをはじめ、県内の各観光施設などで販売されています。
今後はより立体的な草花を表現できる作品を作っていきたいと話す舩倉さん、新しい「とんぼ玉」の世界はすでに始まっています。
とんぼ玉ストラップは、珍しい引き出物としても大変人気があります。
引き出物などにお考えの方はお気軽にお問い合わせください。
ただし既製品になります。オーダーメードではお受けできませんのでご了承ください。
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会社概要
ガラス細工 干支工房
〒882-0125
延岡市北方町川水流卯964-43
とんぼ玉(玻璃華) ~Glass Beads~